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仕事と人

高野 公大

“2万5000人の観客がレースを楽しむ”という当たり前を、守る責任感があります。

電気関係の専門学校を卒業し、入社。担当競輪場で投票端末機と付帯設備の保守を担当する。入社6年目には親会社の富士通フロンテックへ出向。機器の性能評価を行なう仕事を1年経験した。その後、担当競輪場で集計センター全体の保守業務に従事。現在は主任として、チームメンバーをまとめている。

高野 公大

電気・ガス・水と同じ。競技場の安定稼動は守られて、当たり前。

電気のスイッチを入れれば灯りがつき、蛇口をひねれば水が出るように、競技場を訪れたファンにとって、投票券が買えることは当たり前なことなんです。だから、特段「馬券が買えて、ありがとう!」とファンから感謝されることも少ないですし、何かのトラブルで投票券が購入できないことがあれば、怒られてしまうこともある。そんな、裏方の仕事です。常に、ミスはできないという責任感を持ち続けながら働くことになります。

最近のシステムや機器は、最新テクノロジーを搭載していますので、昔に比べて大きな故障やトラブルも少なくなりました。しかし、絶対に起こらないとは言い切れません。突然調子を崩した際に、いかに迅速に対応できるかが、私たちの腕の見せ所です。競技場の安定稼動は、守られて当たり前なこと。それを可能にできるのは、私たちしかいません。

高野 公大

100億円以上の売上になる重賞レース。ファンの歓声を支えられる、喜びがある。

日本選手権といったGIビッグレースの開催となると、6日間の開催で約2万5000人のファンが競輪場に足を運び、売上高100億円以上を超えることも。この大きなレースをしっかりと稼動させて、無事に終わらせることに、私たちの使命があります。いつもよりも大勢の観客を迎えるために、投票端末機を300台以上増やして稼動テストを行なうなど、準備も万全に進めていきます。また、万が一、払戻金が出せないなどシステムの大きなエラーがあれば、レース自体が中止になることも。そのようなことを防ぐために、常日頃からシステムのバグを見つけるなどの保守・管理が大切になってきます。

レースが大きくなればなるほど、大変さは増えていきますが、その分、仕事をやり遂げたときの達成感も大きいんです。競輪を主催している施行者様(地方自治体)から「ありがとう」といった感謝の言葉をもらえたり、レースが終わって帰宅するファンの笑顔を見たときは、いつも疲れが吹っ飛びますよ。

※個人情報保護の観点から、社員名は仮名となっています。

高野 公大

先輩社員INDEX
  • 森本 圭太
  • 高野 公大

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